津川 弘行
Hiroyuki Tsugawa
ディレクター
慶應義塾大学総合政策学部卒。
コーポレイトディレクションエグゼクティブコンサルタント。
アールユーエムアドバイザーズディレクターを兼務し、現在に至る。
専門性
自動車/工作機械などの製造業、建設業、エネルギー産業、医療・福祉等の広域な産業領域に対して、経営/事業戦略から組織改革・業務改革などの多岐にわたるテーマの立案のみならず、実行支援まで幅広いプロジェクト経験を有する。
最近では、電力/ガスなどの制度変革に基づくエネルギー産業に対するコンサルティングに取り組んでいる。
「企業変革」への認識
「企業変革」とは、「非常識な価値観の創出」だと認識しています。
日本企業が長い歴史の中で培ってきた固有の価値観・文化に基づき、醸成された伝統的経営手法は、かつての事業環境下では勝ち抜くための「常識」としてマーケットの中で認められておりましたが、事業環境のダイナミックな質的転換が生じる今においては、その「常識」が成長の足枷になる局面が多くなってきました。
今、企業が置かれている状況を俯瞰して見たとき、旧態依然とした「常識」に囚われることなく、新たな価値指標となる「非常識」を産み出すことが企業変革の第一歩であると思いますし、組織の末端までその「非常識」を侵食させて常識化していかなければゴールではないと考えています。
コンサルティングポリシー
コンサルタントは、最も身近な第三者であることが存在意義であると思っています。
企業の「常識」に囚われずに、自身の思考/信念で導き出した「解」を臆することなく伝えることで、経営者の頭の片隅に“今から変わらなければならない”という使命感を芽生えさせられるか?(クライアント企業にとって第三者の「非常識人」としての価値)
多様な価値観を持つヒトの集合体である企業に対して、重篤なアレルギー反応を出させることなく、提示した「解」を現実的手法で実行させられるか?(クライアント企業に受け入れられる身近な「常識人」としての価値)
この一見矛盾する価値の提供が求められますし、コンサルティングサービスの難しさだと実感しています。
そのためには、クライアント企業にとって、「思考は変人であり、行動は常人」のコンサルタントであり続けたいと思っています。
主要ケース実績
- 自動車メーカー/エネルギー(電力・ガス)会社のIT中期計画策定
- エネルギー(電力・ガス)会社の経営改革全般(戦略策定、業務改革、新規事業創出、経営管理など
- 専門商社の業務効率化改革
- 玩具メーカーの管理会計構築支援
- 半導体製造会社の内部統制構築支援
- 建設会社の事業戦略立案(国内事業及び海外事業)
- 工作機械メーカーのグループ経営戦略・組織再編戦略の構築、及び実行支援